ガラス細工の詩
〜様々なガラス細工の魅力をご紹介します〜

ガラス細工の作り方
カット技法
 吹きガラスとは対照的な技法です。吹きガラスは熱いうちに形を作りますがカット
 技法は、ガラスが冷めてから模様を削り、磨きます。

 日本には、江戸時代の末期にヨーロッパから技法が伝えられ、カットグラスのことを
 切子と呼んでいました。また江戸日本橋の商人加賀屋久兵衛がはじめたことから
 「江戸切子」と呼ばれて親しまれています。
 切子の技法は、ダイヤモンドが付着しているグラインダーに水を流しながら、割付と
 呼ぶ下絵をつけたガラス面に模様を削っていきます
 削った面は乳白色になります。模様や線の太さに合わせて大・小・菱形楕円型
 さらに石のグラインダー等を使い分けて彫り込みます。

 磨きは山桐で作った木のグラインダーに、磨き粉をつけて、乳白色になった面を
 磨きます。 不透明な白い面が磨き粉との摩擦熱によって半透明から透明へ
 変化し、輝き、柔らかくなっていきます。
 最後の仕上げに羊毛で作られたグラインダーで再び磨き上げると輝きは細やか
 になり、その光のぬくもりもきめ細やかに変化してゆくのです。この磨き方は
 手磨きといわれた技法で、ほかにも薬品で磨く技法もあります。

 花切子技法:切子職人が下絵も書かずにガラス面に彫り込み、図柄を描く技法を
 花切子と呼びます。カット面を磨かず、図柄に乳白色の陰影が残り、自然な曲線が
 特徴です。代表的な柄として、ぶどう、麦、あやめなどがあります。


 

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